会社員のあれこれ

仕事術/スキル/書評などビジネスパーソンとして必要な知識を発信していきます

新卒に必要なスーツは何着?色は?どこで買うべきか?理由も解説します

来年入社する方はもうスーツを購入しましたか?

まだ購入していない方はすぐにでも買いに行きましょう。

なぜこのタイミングでの購入を勧めるのかはこの記事を読んで頂ければわかりますが、まずはまだスーツを購入したことが無い方にスーツの選び方を解説していきます。

 

この記事はこのような方にオススメ

・スーツをまだ購入したことが無い方

・新卒で来年の春からスーツが必要な方

・普段からスーツを買っているがサイズ感が合わない方

・スーツを買うと表示されていた価格より結局高くなってしまう方

 

 

スーツは何着必要なのか?

 

スーツは最低限3着用意しましょう。

春に入社することを考えるといわゆる通年物と言われる季節感のスーツを選ぶべきです。

冬に買いに行くと店頭では冬物が多く並んでいますが間違えて冬物を購入してしまうといざ春に着ようとすると暑くて大変です。

店員さんに『春から着るので通年物を購入したい』と伝えれば通年物を用意してくれます。

 

なぜ3着かというとスーツに限った話では無いですが洋服は毎日着用すると早く痛みます。

着た後には服に汗やゴミが付着しているので1日の終わりにはブラッシングをして次の着用まで最低でも中1日置きましょう。

中1日で2着だとその2着がフル回転してしまい生地を2日間休めてあげる日が無いので3着用意するのが望ましいです。

 

金銭的に3着用意するのが難しい方もまずは2着用意して出来るだけ早い段階で3着目を購入するようにしてください。

1着しか無いスーツを毎日着回していたりすると痛むペースはかなり早くなってしまいます。

 

 

何色のスーツを用意するべきか?

 

色に関しては無難にチャコールグレーとネイビー推奨です。

3着購入するのであればチャコールグレー2着とネイビー1着が望ましいです。

チャコールグレーのチャコールとは英語で炭(charcoal)のことですのでチャコールグレーとは炭のように黒いグレーです。

ここで重要なのはあくまでもブラックではなくグレーだということです。

日本の就職活動では何故か黒いリクルートスーツを着ている方がいらっしゃいますが、本来黒いスーツというのは冠婚葬祭で着用する礼服とされビジネスにおいてはNGです。

ビジネスシーンで着用するスーツで濃い色はグレーとネイビーが基本です。

グレーとネイビーのなかでも最初のスーツとしては濃い色を選んだ方が無難です。

グレーは明るくてもそこまで目立ちませんが明るいネイビーはかなり目立ちますので黒よりのネイビーぐらい暗い色にしておいた方が良いです。

ただ、どのようなスーツが無難とされているのかは業界や会社によって本当にまちまちで明確なルールはありません。

出来ればご自身が入社される先輩にどのようなスーツが無難か確認するのが良いと思います。

 

スーツの色で目立ってはいけないということはありません。

目立つ方が好きな方は明るいスーツを着て目立っても良いと思います。

ただし気を付けていただきたいのは学生時代とは違うということです。

社会人になった以上は目立つためには仕事で目立たないと意味が無いです。

仕事では特に実績など無いのにスーツの色ばかり目立っているようだと派手なスーツを着ている仕事の出来ない人というレッテルを貼られてしまいます。

まだ仕事を始めていなくてどこまでの実績が出せるのか分からない状態ならばスーツは無難にしておくのが正解です。

 

 

どこで買うべきか?

 

最初のスーツということでいわゆる量販店で購入を検討される方も多いと思いますが、オーダーをお勧めします。

オーダーと言っても色々あって大きく分けるとフルオーダーとパターンオーダーに分かれますが今回オススメするのはパターンオーダーと呼ばれるスーツです。

今スーツを購入するならオーダーの方が断然コスパがいいのですが、それはあくまでもパターンオーダーの話です。

フルオーダーは自身の体のサイズを細かく図り自分専用に仕立てるものなので非常に高価になってしまいますが、パターンオーダーであれば近年は量販店で購入するのと変わらない値段で買うことが可能になってきています。

 

なぜオーダーが良いのか?

 

オーダーにした方が良い理由はコスパ以外にも色々ありますので解説していきます。

 

サイズが命

 

スーツはサイズが最も大切です。

サイズを合わせるポイントは沢山ありますが、パターンオーダーであれば最低限、肩幅、腕の長さ、ウエスト、丈は合わせてもらえますし上下で違うサイズ感の型を使うことでぴったりなサイズにしてもらえます。

量販店でスーツを購入される方でまったく調整をしないという方はいないですよね。

ただ量販店での調整はあくまでも上下揃っているスーツを少しづつ直すという工程になるためどこかで無理が生じるものですし全体のシルエットを調整することはできません。

一方、パターンオーダーだと上半身は筋肉質だけど下半身は細身など上下違った型から調整してもらえるので綺麗なシルエットになりやすいです。

実はマネキンのように上下のバランスが取れている人なんてほとんどいないものです。

オーダーでは最初に肩や袖だけでなく、ウエストや腕回りに関しても調整してくれるのでサイズはぴったりになります。

 

実は高くない

 

オーダーという言葉の響きで高いんじゃないかと思う方が多いと思いますが実はそんなことはないんです。

量販店だとまずはスーツそのものを選びます。

そこから体形に合わせて色々と調整していくのですが、裾直し〇〇円、ウエスト調節〇〇円と直す箇所が増えるたびに価格が上がっていくのが普通です。

最終的な値段を見るとオーダーするのとあまり変わらなかったなんてよくある話です。

 

生地が豊富

 

量販店では1着1着をハンガーにかけて販売しているので広いスペースが必要です。

一方でパターンオーダーを専門に扱う店舗では生地をすべてロール状にして置いているので狭い店内でも沢山の生地を用意することが可能になるのです。

大量の生地の中から色、質感、手触り、厚みを考慮して選ぶのは楽しいですよ。

 

体形をカバーできる

 

スポーツをしていた方に多いのが、太ももだけが太くなってしまっていて合うパンツが無いという悩みです。

通常パンツはウエストで合わせますが、それだと太ももが合わないというパターンですね。

一方、ウエストでスーツを合わせた結果ジャケットだけが妙に大きくなってしまっている方もお見掛けしますよね。

そうならないためには上下で違う型から調整可能なパターンオーダーが良いと思います。

 

自分好みに細かく設定可能

 

生地から選ぶことが可能なので選択肢が非常に豊富です。

東京都内に店舗を構えるオーダースーツ店舗でも生地種類5,000種類以上、裏地も400種類以上とうたっています。

裏地で400種類以上って量販店ではありえないですよね。

それ以外にもラペル、ポケット、ボタン、袖ボタンなどを自分好みにすることができます。

 

パターンオーダーのデメリット

 

パターンオーダーのメリットをお伝えしてきましたが、もちろんパターンオーダーにはデメリットもあります。

 

時間がかかる

 

量販店に対するデメリットとしては注文してから仕上がるまでに時間がかかります。

店舗に置いてあるのは基本となる型と生地見本だけです。

採寸して注文を受けてから縫製という流れになりますので、どんなに短くても1ヶ月は必要です。

これが冒頭でパターンオーダーであればすぐに注文した方が良いと言った理由になります。

量販店であれば多少のお直しがあっても1週間程度で受け取ることが可能かと思いますが、パターンオーダーだとそうはいかないです。

今週末や来週末に着たい!という時には不向きですね。

 

体系が変わる

 

しっかりと採寸するオーダーの弱点として体形の変化には弱いです。

ジャストフィットで作るほど後に着られなくなるということが発生する可能性があります。

 

買うときが面倒

 

始めてオーダーで購入する際には採寸が必ず必要ですので最低でも1時間以上はかかる思っておいた方がいいです。

2回目以降は前回と同じサイズで注文することも可能ですが、それでも生地、裏地、ボタンなどを選んでいるとそれなりに時間はかかります。

特に最初の採寸は気に入ったスーツを作るためにもしっかりと採寸してもらいたい所なので時間にゆとりを持って店舗に伺うのがいいですね。

 

リーズナブルなパターンオーダーの店

 

東京にはたくさんのオーダースーツ店がありますのでそのうちのいくつかをご紹介します。

 

・SADA

 

SADAは全国55店舗展開しているチェーン店となります。

HPでは店舗数日本一を謳っていますね。

たしかにオーダースーツの店舗で55店舗展開はかなり多い印象です。

 

SADAでは初回お試し限定となりますが、19,800円+税でスーツを購入することが可能です。

パターンオーダーデビューにはちょうど良いのかもしれません。

 

https://www.ordersuit.info/

 

・グローバルスタイル

 

オーダースーツのグローバルスタイルは札幌~福岡まで展開しています。

東京では銀座、表参道、新宿、池袋などかなり良い立地に展開しています。

 

フェアで2着48,000円~から購入できますので1着あたり24,000円~オーダーできることになりますね。

スーツコンビフェアでの2着48,000円ですが、私の知る限りこのフェアは年中やっていますのでいつでもこの値段です。

 

https://www.global-style.jp/

 

・麻布テーラー

 

麻布テーラーは東京・名古屋・大阪・札幌・九州で展開しているオーダースーツ専門店です。

母体となる会社は1918年に創業ということでいわゆる老舗といってよいと思います。

そして麻布テーラーは現在都内を中心に28店舗を展開しています。

オーダースーツの値段は40,000円~とオーダーとしてはリーズナブルだと思います。

 

https://www.azabutailor.com/

インターネットで注文可能なオーダー店

 

オーダースーツの店はほとんどが都心部にあるのでなかなか店舗に行くのが難しいという方も多いと思います。

そんな、ご自身の住んでる街にはオーダーできるような店は無いという方のためにインターネットでオーダー可能な店をご紹介します。

 

・オンラインオーダージャケット&スーツ専門【USTED KOUAHKINN】

 

・Suit Ya オーダースーツ・シャツをネットで注文