会社員のあれこれ

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会社員こそ『信用資産』を積み上げよう

先日こんなツイートをしました

 

 

会社員こそ信用資産を積み上げましょう。

 

ただ信用資産と言ってもこれって明確な定義のある言葉ではありません。

 

最近よく聞くようになった言葉です。

 

では信用資産ってなんでしょう?

 

あくまでも私の考えですが信用資産とは『他者から「この人は信用できる」と信じてもらえている状態を資産として捉えよう』ということだと考えています。

 

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この記事はこのような方にオススメ
  • ・最近耳にする信用資産って何なの?
  • ・どうすればもっと仕事がうまく回るの?
  • ・リファラル採用ってどういう人が出来るの?

 

会社員にどうして信用資産が必要なんでしょうか?

 

会社員として働いていれば基本的には仕事はありますよね。

どうして信用資産なんて意識しなくてはいけないんでしょうか?

 

仕事の回り方が変わる

 

他部署に依頼した時なんかに自分が依頼した時は冷たい対応だったのに、〇〇さんが依頼したら引き受けてもらえた。

 

こんな経験がある人は多いと思います。

 

これって、自分より〇〇さんの方が信用資産が積み上がっているからなんです。

 

少なくともその依頼された人からすれば。

 

依頼した人によって対応を変えることは決して褒められたことではないんですが誰しもが人間なので自分の行動と感情を100%切り離すことは出来ないんですよね。

 

自らの信用資産を積み上げることは自分が誰かに依頼した時にスムーズに対応してもらえることにも繋がります。

 

『あなたが頼むならやりましょう』こういってもらえることが信用資産が貯まっている状態です。

 

仕事を任せてもらえる

 

組織が大きくなればなるほど上司には色々な仕事が舞い込んできています。

 

確実に決まった仕事しかないという職場もあると思いますが、実際には会社が回っているとルーティンワーク以外にも色々発生しているものです。

 

誰がやるか決まっていない仕事が舞い込んできた時に上司が誰に任せるかといったら、当然上司から見て信用資産の積み上がっている人ですよね。

 

上司としても任せた人がキチンと仕事をこなしてくれなければ自分の減点になったり、自分が後から手を加えなければならなくなります。

 

結局は信用資産が積み上がっている人に任せるので、信用資産の貯まっている人には新しいチャンスが舞い込んでくるということです。

 

新たな仕事のチャンスにも繋がる

 

時代は転職を珍しいものとする時代から誰しも転職を意識する時代になっています。

 

昔は新卒で入社した会社で勤め上げるのが王道でしたが現代は決してそんなことはありません。

 

誰しもが転職を意識する時代です。

 

そして転職活動の手法も多種多様になってきました。

 

転職エージェントの活動も豊富ですが、SNSを活用した採用活動もありますし、他社の知っている人を通じてのリファラル採用も増えています。

 

リファラル採用は企業としてはコストがかからない、転職後のギャップが少ないとメリットが多いので今後はますます増えていくでしょう。

 

自分にもリファラル採用の話が来るにはどうしたら良いのか?

 

当然信用資産を積み上げるしかありません。

 

誰でも自分が信用していない人を紹介したりしませんよね。

 

受注案件が増える

 

転職も増えていますが、個人としての副業も増えていく時代です。

 

こちらも仕事を振る立場として考えれば分かりますが、信用できない人に仕事を振ったりしないですよね。

 

独立した、副業を始めたといった時に信用資産がどれだけ積み上がっているかで仕事の受注量は絶対に変わるはずです。

 

どうしたら信用資産が積み上がる?

 

では実際に信用資産を積み上げるにはどうしたら良いのでしょうか。

 

基本は即レス

 

仕事に関してはレスポンスは極力早くするのが基本です。

 

例えば、〇〇をお願いとメールなどで依頼された時にまったくレスポンスがない人と、

『〇日までにやります』とレスポンスしてくれる人のどちらに依頼しますか?っていうことです。

 

すぐに仕上げなきゃいけないという訳ではないんです。

 

レスポンスを早くすることが重要です。

 

でも意外とこのレスポンスが無い。もしくは遅い人も多いです。

 

特にベテランになればなるほどレスポンスを早くするという意識も無くしていくパターンが多いですが、実は部長などのある程度の役職についている人にはこの即レスの方が多いです。

 

こういう小さなことで差が生まれているんだと思います。

 

期日を守る

 

一方で最初のリアクションは非常に良いのに結局期日を守れない人というのも世の中にはいます。

 

当然ながら期日を守らないのは信用を大きく傷つけます。

 

ただし、様々な事情の中で期日を守れないこともあると思います。

 

そんな時にただ期日を超えるのではなく、当初期日は守れなかったけど、〇日までにやりますと事前に伝えられるかどうかでも印象は大きく変わります。

 

期日を守る。無理そうなら早めに連絡することを心がけましょう。

 

他部署の人にも親切にしましょう

 

部署としてはやっているけど自分には直接関わりのない業務に関して質問されたりする時ってありますよね?

 

そんな時に「それは自分ではないから〇〇さんに聞いてください」ってバッサリ断っていると質問してきた人があなたのことを信用することはないです。

 

こういう小さな一つ一つに対して丁寧に対応できるかどうか信用資産の積み上がり方はかわります。

 

例えば「その件は〇〇さんという方が担当なので、〇〇さんから連絡するように伝えておきますね」などと言って対応してあげれば質問してきた方は助かりますよね。

 

こういう風に少しでも相手の立場にたって親切に対応しているとあの部署に質問がある時は〇〇さんに聞くといいよとなり信用資産が積み上がっていきます。

 

まとめ

 

信用資産という言葉自体は最近言われ始めた言葉です。

 

また会社の評価のように目に見えるものでは無いので積み上がっているかどうかも可視化は出来ませんが意識しておくことは重要だと思います。

 

信用資産の積み上がっている人とそうでない人では同じ社内にいても仕事の回り方が全然違う者です。

 

みなさんも自分の信用資産が積み上がっているかどうか、崩れていないかを意識しながら働いてみましょう。